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サポートトピックス

製品全般のなぜ?解決フォーラム:
製品起動時のエラーは「スマートアプリコントロール」が原因かも?

近頃、サポート窓口に「『正しくないイメージ』というエラーが表示され起動しない」というお問い合わせをいただくことが増えました。下の画像は「擁壁の設計・3D配筋 Ver.25」の起動時に表示されたエラーです。

正しくないイメージ.png
図1 起動時に表示されたエラー「正しくないイメージ」

このエラーはWindows 11の「スマートアプリコントロール」が関係していることがわかりました。下記の手順で「スマートアプリコントロール」を「オフ」にすることで、エラーはなくなりました。

  1. 「Windows セキュリティ」を開く。
  2. 「アプリとブラウザー コントロール」を選択する。
  3. 「スマート アプリ コントロールの設定」をクリックして、モードを「オフ」にする。

「スマートアプリコントロール」とは

「スマートアプリコントロール」(以下 SAC)は、Windows 11 バージョン 22H2 以降に搭載されたセキュリティ機能で、信頼できない、または安全性を確認できないアプリの実行を自動的にブロックします。 従来のウイルス対策ソフトのように「実行したあとに検知・隔離する」のではなく、「そもそも怪しいアプリは実行させない」という予防寄りの設計になっているのが最大の特徴です。

どんな仕組みで判断しているのか

SACは、以下を組み合わせてアプリの安全性を判断します。

  1. クラウド型セキュリティ判断
    Microsoftのクラウド上にある インテリジェントセキュリティサービスに問い合わせ、そのアプリが安全かどうかを判定します。
  2. デジタル署名の確認
    クラウドで安全と断定できない場合は、信頼できる証明機関による有効なデジタル署名があるかをチェックします。
    ・信頼できる署名あり → 実行が許可される可能性が高い
    ・署名なし・無効 → ブロックされやすい
  3. AI・評判データによる総合判断

世界中の Windowsデバイスから得られる実績データやレピュテーション情報をもとに、アプリの信頼性を総合的に判断します。

どんなときにアプリがブロックされやすいのか

特に次のようなアプリはSACでブロックされやすいです。

  • デジタル署名がないフリーソフト
  • 個人・小規模開発者のツール
  • 自作の .exe / .bat / スクリプト
  • 新しく出たばかりで実績が少ないアプリ

また、企業向けの構造計算ソフトのように、専門性が高く、一般向けではないアプリは、利用者が限定的で、一般ユーザーのPCにはほぼ存在しないため、クラウド側に十分な実績(レピュテーション)が蓄積されていないことが多く、「安全とは断定できない」扱いになりがちです。そのため、これらのソフトもブロックされる可能性があります。

3つの動作モード

SACには3つのモードがあります。

  • オン:信頼されていないアプリを自動でブロック
  • オフ:SACを無効化(他のセキュリティ機能は引き続き動作)
  • 評価:利用状況を確認し、このPCにSACが適しているかを判断

(評価モード終了後、問題ないと判断 → 自動的に「オン」、利用実態に合わないと判断 → 自動的に「オフ」になることがあります。)

冒頭でご案内したエラーの対処法では、この動作モードを「オフ」にしました。

※ SACの動作仕様は Windows のバージョンや更新状況によって異なります。環境によっては、一度「オフ」にすると簡単には再度有効化できない場合があります。

スマートアプリコントロール.bmp
図2 「スマートアプリコントロール」の3つの動作モード

「スマートアプリコントロール」は、Microsoftが安全性を確認できないアプリをブロックする、Windows 11の強力な予防型セキュリティ機能です。一方で、利用者が限定される業務用ソフトや、新しいアプリでは、正常なプログラムであっても実行が制限される場合があります。もしも起動時にエラーが発生した場合は、Windowsのセキュリティ機能が影響していないかをご確認ください。設定変更を行う際は、機能の内容を理解したうえで、ご利用環境に合わせて判断することが重要です。


≪お問い合わせ≫
フォーラムエイトサポート窓口
E-mail: ic@forum8.co.jp

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