FEMLEEG®
先日、ユーザーから「濃淡図にベクトル図を重ね描きしたが、色が被って見づらい」との問い合わせがありました。今回はFEMIS、FEMOSでの色の変更方法について説明いたします。
色の変更について
FEMIS、FEMOSの形状情報(節点番号や要素番号など)や条件情報(セット番号など)を画面に描画する色設定のデフォルト色は、背景色が黒色を前提としています。そのため、背景色を白に変更した場合、既存の色設定では描画を確認しづらい場合があります。


特にOpenGL版は背景色:白色をデフォルトとしているため、この問題が発生しやすいです。
このような場合、[特別]-[色の変更]から画面に描画する色を変更して見やすい色にすることができます。図1のように、要素番号は、色設定を変更していないとデフォルト色の「黄色」で描画されます。カラー変更画面で「分類:線画」「項目:要素番号」パレットから「赤色」を選択して、「適用」ボタンをクリックすることで、画面に描画する要素番号の色を赤色に変更することができます。

なお、変更した色をデフォルト色に戻すには、「項目リセット」「リセット」の2つのボタンで行えます。「項目リセット」は、「分類」「項目」で現在選択している項目をデフォルト色に戻します。「リセット」は、全ての分類・項目をデフォルト色に戻します。
FEMOSの結果描画で使用する色の変更
FEMOSの結果描画は「形状に色塗り」、「形状に描画」、「グラフ出力」等があり、問い合わせにあったベクトル図のような「形状に描画」や、「グラフ出力」で使用する色は、上記の[特別]-[色の変更]より変更できます(濃淡図等の「形状に色塗り」する場合の凡例と色変更については本誌147、148、149号を参照してください)。
数値表示やベクトル図等で「形状に描画」する場合、デフォルトでは正負色分けで結果を描画します※1。
※1 数値表示やベクトル図のオプションで凡例レベル描画にすることもできます。
一例として、濃淡図にベクトル図を重ね描きした場合を下図に示します。

このように、形状に色塗りしている状態の上に数値表示やベクトル図等を重ね描きすると、重ね描きした図の結果描画が見えにくい場合があります。
結果描画も、形状情報などと同様に[特別]-[色の変更]を開き、「分類:結果」を選択、「項目:正の値」で色を変更し、「適用」します。その後、「項目:負の値」でも同様の操作を行うことで、描画を改善することができます。


変更した色の登録/呼出
[特別]-[色の変更]で変更した色の設定はFEMIS、FEMOSそれぞれで記憶されるため※2、起動の度に設定し直す必要はありません。ただし、色設定を複数パターン用意し、印刷や資料へのコピーなどで描画色を切り替えるような運用を行う場合は、その都度色設定を変更する必要があります。このような場合、[特別]-[色設定登録]を使用します。
※2 [ファイル]-[環境設定]-[カスタム]の「設定の保存」で「カラー」がオンの場合

色設定登録画面では「登録名」を入力し、「登録」ボタンにて、現在の色設定を名前をつけて保存することができます。また、登録済みの登録名を選択し、「呼出」ボタンをクリックして、その色設定を呼び出すことができます。なお、色設定の呼び出しはToolBox最下段中央の「色設定呼出」ボタンより行うこともできます。