UC-1シリーズ各製品のセット版
<構造解析上部工スイート(R7/H29道示対応) Advanced Suite 製品構成>
FRAMEマネージャ / RC断面計算・3D配筋(R7/H29道示対応) / 鋼断面の計算(R7/H29道示対応) / UC-BRIDGE・3DCAD(分割施工対応)(R7/H29道示対応) / 任意形格子桁の計算(部分係数法・H29道示対応) / 落橋防止システムの設計・3D配筋(R7/H29道示対応)
<価格>
サブスクリプションライセンス : ¥1,161,600(税抜 ¥1,056,000)
フローティングライセンス: ¥1,393,920(税抜 ¥1,267,200)
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はじめに
UC-1 Engineer's Suite 構造解析上部工スイートは、「構造解析/断面」と「橋梁上部工」の製品を組み合わせたセット版です。構造解析上部工スイートでは、令和7年10月に発刊された道路橋示方書・同解説(以下、道示)に対応した製品を順次リリースしております。その中から今回は、「UC-BRIDGE・3DCAD(R7/H29道示対応)」で新たに対応したR7道示の改定内容についてご紹介します。
UC-BRIDGE・3DCAD(R7/H29道示対応)
限界状態2の評価(道示Ⅲ 5.8)
鉄筋コンクリート棒部材に対する評価では、部材断面に生じる曲げモーメントが、全降伏に対する曲げモーメントの制限値を超えないことをチェックします。全降伏曲げモーメントの特性値は、コンクリートに生じる圧縮応力度が圧縮強度の2/3となる場合か、部材断面の全ての引張側鉄筋が降伏強度に達した場合のモーメントとして算出します。
Myd'=ξ1 ϕy Myc'・・・・・(1)
ここに、
Myd' :部材の全降伏に対する曲げモーメントの制限値
ξ1 :調査・解析係数
ϕy :抵抗係数
Myc' :引張側鉄筋が全降伏したときの曲げモーメントの特性値

プレストレストコンクリート桁に対する評価では、表1に示す曲率の制限値を超えないことをチェックします。
| 照査の方向 | 応答曲げモーメントに対する引張 縁側に、緊張したPC鋼材を配置し ている場合 | 応答曲げモーメントに対する引張縁 側に、緊張したPC鋼材を配置して いない場合 |
| 橋軸方向 | PC鋼材が弾性限界に達する曲率 | 最外縁鉄筋が降伏点に達する曲率、 ただし永続作用支配状況での圧縮 縁応力度が2N/mm2以上の場合は、 最外縁鉄筋の引張ひずみが0.005 に達する曲率 |
PC部材の降伏曲げ耐力の照査(道示Ⅲ 5.10.2(4))
プレストレスを導入するコンクリート部材の限界状態1の評価において、以下の照査に対応しました。
- 引張鉄筋の図心位置において、コンクリートに生じる引張応力度が制限値を超えない
- 部材断面に生じる曲げモーメントが、部材降伏に対する曲げモーメントの制限値を超えない
適用条件として、両端が支持されているとき、特定の方向以外はコンクリートに生じる引張応力度が制限値を超えない場合に、特定の方向に対して適用してよいとされています。
本製品では、両端が支持されている部材に対して照査を行います。

ウェブ温度差の影響考慮(道示Ⅰ 8.11(3))
温度差が作用する部材には、左右ウェブに対しても温度ひずみによる応力の影響を考慮するようになりました。ウェブに温度差が生じた際の荷重値を(2)(3)式により求め、FRAME計算により断面力を算出します。
P=Ac・∆t・γ・Ec ・・・・・(2)
M=P・ec ・・・・・(3)
ここに、
P :温度差による軸力
M :温度差による曲げモーメント
Ac :ウェブ断面積
∆t :ウェブ温度差
γ :コンクリートの線膨張係数
Ec :ウェブコンクリートのヤング係数
ec :断面図心~ウェブ断面図心の距離
また、ウェブが温度上昇する範囲の下縁応力度には付加応力度が考慮され、(4)式で算出した値となります。
・・・・・(4)
