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Rally Japanイベント情報

FORUM8 RALLY JAPAN 2026 Day1-4

DAY1|5月28日(木)
オープニングセレモニー

新たに開催地に加わった名古屋市で、オープニングイベントが初めて開かれた。愛知県体育館の敷地内には特設ステージと観覧エリアが設けられ、参戦する全32台のラリーカーが登場。Rally1チームや選手の紹介、注目選手らによるインタビュー、グリッドウォークなど、開幕を彩る華やかなプログラムが行われた。日暮れの名古屋城。二之丸大手二之門(にのまるおおてにのもん)をくぐるラリーカーが、スモークの中から姿を現し、幻想的な光景を生み出して話題を集めた。

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少し緊張した表情の子どもたちとともに、社長の伊藤と副社長の武井が勝田貴元選手とティエリー・ヌービル選手へ寄せ書き入りのフラッグを贈り、エールを送った。

 

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地元・愛知でひときわ大きな人気を集めた勝田貴元選手 ファンのカメラに囲まれ注目の高さがうかがえた。
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今大会で人気を集めたパラグアイのAndrea Lafarja選手たくさんの笑顔でラリージャパンを明るく盛り上げた。

DAY2|5月29日(金) SS1〜6

競技がスタートした金曜日は、豊田市東部の山間部を舞台に、足助、伊勢神トンネル、稲武/設楽の3ステージを2回ずつ走行。

新設されたSS1足助では、オリバー・ソルベルグが最速タイムを記録。しかし、続くSS2伊勢神トンネルでエルフィン・エバンスが2番手に7.5秒差をつけ首位に浮上。エバンスはSS3でもベストタイムを刻み、午前のループを終えた時点で17.7秒のリードを築いた。午後はソルベルグがSS4で反撃したものの、エバンスは再び伊勢神トンネルで速さを発揮。15.7秒差を保って初日を終えた。

2位ソルベルグ、3位セバスチャン・オジェ、4位サミ・パヤリと、上位4台をTOYOTA GAZOO Racing勢が独占。地元での活躍が期待される勝田貴元は、SS1終盤で左リヤタイヤを側溝に落としてパンクを喫したが、総合6位で初日を終えた。

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WRC2では、アレハンドロ・カションが首位、ニコライ・グリアジンが2位、日本の山本雄紀が3位につけて初日を終えた。

初夏らしい青空が広がる一方、前夜の雨が残る林道では、木陰の湿った路面と乾いた路面が入り交じり、場所によって滑りやすさが変わる難しいコンディションとなった。

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暮らしのすぐそばをラリーカーが走る。日常とラリーが交差する、リエゾン区間のひとコマ。
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見つけてもらえたら、ちょっとうれしい。

DAY3|5月30日(土) SS7〜14
暑さの中で揺れ動いた首位争い、藤岡SSSへ

大会2日目は、8本・120.22kmを走る今大会最長の一日となった。小原、恵那、笠置山を巡り、夕方には新設された藤岡スーパーSSを2回走行。気温は30度を超え、ドライバーだけでなく、マシンやタイヤにも厳しいコンディションとなった。

前日首位のエルフィン・エバンスに対し、朝からオリバー・ソルベルグが猛追。SS7小原とSS9笠置山で最速タイムを記録し、午前終了時点で差を10.6秒まで縮めた。しかし、午後最初のSS10笠置山の滑りやすい路面で左コーナーを曲がりきれず障害物に衝突し、右リアサスペンションを損傷。優勝争いから一歩後退することとなった。

ライバルの脱落後も、エバンスは集中力を切らさず走行。午後の恵那、小原でも安定した速さを見せ、2位に浮上したセバスチャン・オジェとの差を17.8秒として最終日へ向かう。サミ・パヤリは、藤岡SSSの2本を含む午後の3ステージでベストタイムを刻み、総合3位。前日に苦戦した勝田貴元は順位を二つ上げて4位に浮上した。

WRC2では、ニコライ・グリアジンとアレハンドロ・カションが接戦を展開。グリアジンが首位に立ったものの、その差はわずか5.7秒。山本雄紀も3位を守った。

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ジャンプやドーナツターンなど、ラリーの見どころをひとつのステージに凝縮したような藤岡SSS。観客は、ラリーカーの走りを間近で楽しんだ。
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恵那市岩村。海外ファンの応援スタイルには、「その手があったか!」と学ぶことがいっぱい。
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旗を振って、みんなで応援。

DAY4|5月31日(日) SS15〜20
エバンス、日本で3勝目、山本雄紀、母国で初ポディウム

最終日は、額田、三河湖、鞍ヶ池公園を舞台に6本・74.06kmを走行した。午前は額田と三河湖を駆け抜け、鞍ヶ池公園のスーパーSSを2回走行。最後は再び額田を経て、三河湖のWolf Power Stageでフィニッシュを迎えた。

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鞍ヶ池公園SSS。植え込みを旋回する走り方はドライバーによってさまざま。芸術点があったらいいのに!

17.8秒のリードを持って最終日に入ったエルフィン・エバンスは、無理にリスクを取ることなく、冷静にペースを管理。テクニカルな日本の山道で3日間にわたり安定した走りを続け、2023年2024年に次ぐ日本で3度目の優勝を飾った。2位のセバスチャン・オジェは、最終日にエバンスとの差を17.8秒から12.8秒まで縮め、最後まで諦めない走りを見せた。3位はサミ・パヤリ。勝田貴元は総合4位でフィニッシュした。TOYOTA GAZOO Racing勢が母国ラウンドで1位から4位までを独占する結果となった。前日に離脱したオリバー・ソルベルグも再出走し、最終日の6ステージのうち3本で最速タイムを記録。Super Sundayを制し速さを示した。

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衆議院議員 古屋圭司氏(ラリージャパン2026実行委員会 名誉顧問
自由民主党モータースポーツ振興議員連盟 会長)が健闘をたたえ、受賞者にトロフィーを手渡した。

WRC2は、ニコライ・グリアジンとアレハンドロ・カションが最終日まで激しく競り合った。2026年からWRC2に投入されたランチアの新型ラリーマシン、Lancia Ypsilon Rally2 HF Integraleでグリアジンが勝利をつかんだ。最終ステージでスピンしタイムロスをしたカションは2位。日本の山本雄紀は安定した走りを貫き、母国で初のWRC2表彰台となる3位に入った。

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初夏の開催となった2026年大会。山道の沿道やリエゾン区間には途切れることなくファンの姿があり、豊田スタジアムにも家族連れや子どもたちが集まった。日暮れ前の表彰式では、3日間を走り切った選手たちに大きな拍手が送られた。

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それぞれの思いがにじむ表彰台
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フィナーレでは、太田 豊田市長の挨拶を受け、会場は期待に満ちた拍手に包まれた。

カションと最後の最後まで続いた接戦を制し、グリアジンが勝利を手にした。過去のラリージャパンでは「藤原とうふ店」のリバリーで注目を集め、日本のファンにもおなじみの存在となったグリアジン。表彰式では、会場からひときわ大きな拍手が送られた。


選手にインタビュー

Q.初めて勝った日のことを覚えていますか?次のラリーでは、少し気持ちが楽になりましたか。
それとも、さらにプレッシャーを感じましたか。
 

Joshua MCERLEAN|M-Sport Ford World Rally Team
最初のラリーは、ええ、覚えています。初めて出た本格的なジュニアラリーで、そこで勝ったので、とても覚えやすいです。その後はリラックスできました。良い感触を得られていましたから。だから、とてもポジティブでした。

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Emil LINDHOLM|Toksport WRT
初優勝のとき、最後のステージを前にかなり緊張していました。でも、一度達成すると、「自分にもできる」と分かります。だから、その後は少しリラックスして走れたと思います。

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Hayden PADDON|Hyundai Shell Mobis World Rally Team
そうですね。かなりリラックスして走れるようになりました。一度優勝すると、プレッシャーから解放されたように感じました。

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Adrien FOURMAUX|Hyundai Shell Mobis World Rally Team
どの優勝のことですか?どのカテゴリーでの優勝?Rally1での優勝は、まだ待っているところ(笑)。今はかなりリラックスしています。ベストを尽くして、楽しみたいと思っています。

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Romet JÜRGENSON|M-Sport Ford World Rally Team
最初の勝利は覚えています。自分にとって一番大きな勝利は、2024年のジュニアWRC、クロアチア・ラリーでの優勝です。あの勝利でプレッシャーが少し軽くなって、その後は少し楽になりました。

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Alejandro CACHÓN|Toyota España
WRCで初めて優勝したのは、去年の日本でした。今回も同じことをもう一度成し遂げたいので、少しプレッシャーを感じています。今年も優勝できるか、挑戦してみたいです。

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Thierry NEUVILLE|Hyundai Shell Mobis World Rally Team
2014年のラリー・ドイツでした。ヒョンデにとっても初めての勝利でした。一度勝つと、もっと勝ちたくなります。勝ったからといって楽にはならないけれど、「一度できたのだから、またできる」と思える。その分、終盤のプレッシャーには少しうまく対処できるようになります。それでも、勝つことが難しいのは、いつも変わりません。

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Nikolay GRYAZIN|Nikolay GRYAZIN
もちろん、優勝したときのことは覚えています。でも、優勝したからといって、次のラリーで気持ちが楽になるわけではありません。ステージでは、ほかの選手たちと戦わなければなりませんから。プレッシャーはいつもと同じです。でも、僕たちはそういうプレッシャーの中で走ることに慣れています。

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Oliver SOLBERG|Toyota Gazoo Racing WRT
WRCでの初勝利は、とてもよく覚えています。2024年のエストニアで、トヨタと一緒に勝ったときです。本当に素晴らしい感覚で、すばらしい瞬間でした。その次のラリーではRally2に戻りましたが、よりリラックスできました。もっと楽しめるようになりました。

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Elfyn EVANS|Toyota Gazoo Racing WRT
初優勝のことは、よく覚えています。母国で、DMACKチームと一緒に勝ったときです。実は、その次のラリーはオーストラリアで、僕たちにとって少し難しいラリーになりました。初優勝したときの気持ちはよく覚えていますが、その次のラリーで何か特別な気持ちになったという記憶はないです。

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Sébastien OGIER|Toyota Gazoo Racing WRT
もちろん、よく覚えています。初優勝は2010年のポルトガルでした。2勝目は日本で、ワークスチームでの初優勝でもあったので、それもよく覚えています。プレッシャーが増えたということはなく、むしろ、少しリラックスできるようになりました。ひとつの目標を達成したからです。一度勝つと、もっと上を目指したくなります。別の目標を目指すようになります。でも、基本的には、肩にかかっていたプレッシャーが少し軽くなりました。

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Sami PAJARI|Toyota Gazoo Racing WRT2
初めて何かを達成すると、その後は少し気持ちが楽になります。少なくとも、僕の場合はそうです。まだ達成できていないことを、どうしてもかなえたいと思うと、プレッシャーやストレスを感じるかもしれません。でも、一度達成したことがあれば、「一度できたのだから、またできる」と自分に言い聞かせることができます。

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