鋼断面の断面諸量算出、設計断面力に対する応力度と安全性の照査を行う断面設計ツール
●価格:¥242,000(税抜¥220,000)
●リリース:2026年5月
※Ver.2からの更新時は、初回のみ別途エンハンスト費用が発生します
● エンハンスト費用:¥22,000(税抜¥20,000)
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改訂内容
「鋼断面の計算(R7/H29道示対応) Ver.3」では、令和7年10月に発刊された道路橋示方書・同解説(以下、R7道示)への対応を行いました。また、F8-AI® UCサポート機能の対応も行いました。今回はこれらの改訂内容についてご紹介します。
「道路橋示方書・同解説 令和7年10月」の対応
本製品で対応した主な改定内容は次の通りです。
(1)鋼材SBHS700/SBHS700W及びコンクリート設計基準強度35/40の追加
(2)水平補剛材の段数が1段までに変更
(3)鋼桁の限界状態の制限値を応力度から曲げモーメント及びせん断力に変更
(4)鋼桁に限界状態2が追加
(5)腹板の最小板厚を「直線桁」と「それ以外」で区分
ここでは、大きな変更点である(3)についてご紹介します。
平成29年道路橋示方書(以下、H29道示)では鋼材の降伏強度に抵抗係数を乗じて応力度の制限値を求めていましたが、R7道示では応力度の制限値に断面係数や板厚を乗じた曲げモーメント・せん断力を制限値として用い、発生曲げモーメント・せん断力と比較します。
式1は、限界状態1の場合に用いる式の一例です。

ここに、
| M ls1d | 曲げモーメントの制限値(N) |
| σ tud | 式(5.4.22)による引張フランジの制限値(N/mm2) |
| I | 断面二次モーメント(mm4) |
| y | 図芯から引張フランジの引張縁までの距離(mm) |
| V ls1d | せん断力の制限値(N) |
| ξ、Φ 1 Us | せん断力の制限値の算定に用いる部分係数 |
| V ls1u | せん断力の特性値(N) |
| t w | 腹板の板厚(mm) |
| E | ヤング係数(N/mm2) |
| σ yk | 腹板の降伏強度の特性値(N/mm2) |
| α | 腹板パネルのアスペクト比 |
| θ | 対象パネルの水平面からの対角線方向の角度 |
鋼桁の限界状態が適用される断面は、非合成I形断面、合成I形断面、非合成箱形断面、合成箱形断面の4種類です(図1)。

なお、本製品では、R7道示とH29道示を切り替えて使用できます(図2)。

R7道示では章構成が大きく変更されており、「Ⅱ鋼部材・鋼上部構造編」でも、H29道示では別章だった鋼桁や鋼管の照査が、「5章 耐荷性能に関する部材の設計」に集約されています。そのため式や表番号が変わるものがあり、本製品では準拠基準を切り替えることで、それぞれの基準に対応したものを出力するようにしています。
F8-AI® UCサポート機能
本製品では、UC-1 シリーズで順次対応している「F8-AI® UC サポート」に対応しました。本機能は、入力操作に関する疑問や計算理論の確認など、これまでサポート窓口へお問い合わせいただいていた内容を、AI によって製品内で解決できるようにするものです。また、多言語および音声入力にも対応し、設計業務をサポートします。H29 道示、R7 道示の改定内容も取り込んでおり、改定の内容の要約や各規定の概要など、書籍を直接参照することなく幅広いご質問に対して自動的に対応することが可能です(図3)。

※本バージョンより64bit版のみのご提供となります。