
2025 年12 月16 日( 火) ~ 18 日( 木)
香港コンベンション&エキシビションセンター(HKCEC)
SIGGRAPH ASIA 2025は、12月16日(火)から18日(木)までの3日間、香港コンベンション&エキシビションセンター(HKCEC)にて開催されました。本イベントは、コンピュータグラフィックス(CG)やインタラクティブ技術の最前線を発表する国際会議と展示会です。1974年にアメリカでスタートしたSIGGRAPHは、世界最大級のCGとインタラクティブ技術に関する国際会議として知られています。そのアジア版として2008年に誕生したのがSIGGRAPH ASIAです。
長年このイベントを支援しているフォーラムエイトが8度目のプラチナスポンサーを務めました。会場では日本発のXR・AI技術を中心とした製品およびサービスを紹介しました。
展示テーマは「Japan-Made XR-AI Software with Advanced Development & Technology Services」とし、VR、デジタルツイン、メタバース関連技術をはじめ、さまざまなソリューションを通じて、日本の技術力と開発力を発信しました。統合型3Dコンテンツ制作ソフトであるShade3Dによる高品質な3D表現、AIマンガ生成ツールFOXAI(F8-AI MANGA®)、NFTを活用したデジタルアセット管理サービス「まじもん(F8NFTS)」、メタバース基盤「メタバニア(F8VPS)」など、XRとAIを融合した幅広い取り組みが来場者の注目を集めました。

フォーラムエイトのブースでは、大阪・関西万博で注目された『ロボットエクスペリエンス』展示でのコンテンツを展示いたしました。最先端の3DCGおよびVR技術を活用し、高精度なデジタルツイン環境を構築。1/6重力を再現した月面空間での体験型シミュレーションでは、VRモーションシートと連動したリアルな動きの中で、バックホウの遠隔操作や月面走行を体験できる本格的なVRシミュレーターが展示されました。低重力環境特有の挙動を忠実に再現した演出により、来場者は宇宙開発の現場を想定した操作感を実感することができました。

また、UC-win/Road Ver.18のPBR(フィジクスベースレンダリング)対応によるマテリアル表現の向上を中心としたデモンストレーションを行い、質感や反射の再現性が向上したレンダリング表現をご紹介しました。さらに、Shade3Dとのネイティブファイル連携による効率的なコンテンツ制作フローの展示も行われました。

そのほか、AI画像生成ツールFOXAI(F8-AI MANGA®)の無料体験コーナーには多くの来場者が参加し、デザイン分野をはじめ、医療やエンターテインメントなど幅広い用途への関心が寄せられました。実際に操作しながら生成プロセスを体験することで、AI技術の実用性を身近に感じていただく機会となりました。

会期中は、メタバース活用やデジタルツイン構築に関するさまざまな意見交換が行われました。社内発表会やオンライン展示への活用、都市のデジタルツイン化、教育機関でのVR教材としての利用、イベント向けVR展示、AIと3D技術を組み合わせた新たな表現手法など、実社会での応用について具体的なアイデアが共有されました。また、VRとハプティックデバイスを連携した展示では、温度変化やボタン押下の感触を伴う体験が提供され、来場者から好評を得ました。
周辺ブースとしては、AIを活用したCG製作ワークフロー等の展示が目立ったほか、モーションキャプチャーシステムの展示もありました。

さらに、12月17日には「FORUM8 presents Japan Night with SIGGRAPH Asia 2025 in Hong Kong」を開催しました。フォーラムエイトはチャンピオンスポンサーとして協賛し、国内外のクリエイター、学生、研究者が一堂に会し、研究内容やその応用について交流する場として実施されました。弊社製品のプレゼンテーションも実施したほか、CGおよびインタラクティブ技術に関する意見交換も活発に行われ、分野や国を越えたネットワーク形成の機会となりました。


SIGGRAPH ASIA 2025を通じて、フォーラムエイトはXR、デジタルツイン、メタバース、AI技術を組み合わせた取り組みを幅広く紹介し、さまざまな分野における技術活用の可能性を発信しました。体験型展示と交流イベントを通じて、来場者にとって具体的な活用イメージを描ける内容となりました。