1-9 January
Las Vegas Convention and World Trade Center (LVCC)
世界最大級のテクノロジーの祭典「CES」
世界中の巨大IT企業から独創的なスタートアップまでが一堂に会する、まさに世界の技術が集結する舞台です。
AI、ロボティクス、自動運転、XR、宇宙ビジネスなど、最先端のテクノロジーが会場に並び、そこでは単なる新製品の発表にとどまらず、「数年後の社会の当たり前」をめぐる挑戦が繰り広げられています。
CESには毎年、世界150以上の国・地域から来場者が集まり、数千社が出展するなど、世界最大級のテクノロジーイベントとして知られています。
会場を歩けば、言葉の壁を越えて「こんな未来を実現したい」という世界中のエンジニアの情熱に触れることができ、未来社会のヒントが随所に感じられる場となっています。


フォーラムエイト、ラスベガスでの挑戦
フォーラムエイトも、このCESに毎年出展を続けています。
世界的な企業が巨大なブースを展開する中、日本のソフトウェア企業として出展を続けることは、私たちにとって大きな刺激であり、挑戦でもあります。
ブースでは、日本で培ってきた以下のような技術を紹介しています。
- VRによる都市・交通シミュレーション
- 災害や都市の「もしも」を可視化する防災・スマートシティ技術
- 現実空間と仮想空間をつなぐデジタルツインの活用
派手な演出ではなく、都市や社会インフラを支える実用的なシミュレーション技術を中心に紹介することが、私たちのスタイルです。



「Japan Tech」への関心
CESの魅力のひとつは、来場者との直接の交流です。
フォーラムエイトのブースには、エンジニアや研究者、企業関係者など、世界各国からさまざまな人が立ち寄ります。
「このシミュレーションは都市計画にも活用できそうだ」
「日本の防災技術はとても興味深い」
そんな声をいただきながら、技術について意見を交わす時間は、私たちにとって何より貴重な経験です。
日本の細やかなものづくりの姿勢や、社会課題を意識した技術が、海外のエンジニアにも関心を持って受け止められていることを実感する瞬間でもあります。


挑戦は続く
世界中の企業が集まるCESの会場で技術を紹介することは、時に圧倒されるほどのスケールを感じる一方で、多くの刺激や学びを得られる機会でもあります。
フォーラムエイトはこれからもCESへの出展を通じて、世界の技術動向に触れながら、日本発のソフトウェア技術を発信していきたいと考えています。
このような挑戦の積み重ねが、日本の技術やエンジニアの可能性を広げる一助となれば幸いです。

CESで感じた今年の技術トレンド
CESの会場を歩いていて、今年特に印象的だったのは、自動車分野の展示の変化でした。
これまでCESでは大手自動車メーカーの出展が大きな話題となることが多かったのですが、今年はその姿が比較的少なく、代わりにソフトウェア企業や電子機器メーカーなどがモビリティ関連の技術を紹介する展示が目立ちました。
車そのものというよりも、車を支えるソフトウェア、AI、センサー、データ技術といった領域が注目されており、モビリティの世界が大きく変化していることを感じさせます。
また、AIの展示にも大きな変化が見られました。
これまでのCESでは「AIの可能性」を示すコンセプト展示が多く見られましたが、今年はAIを実際の製品やサービスとして組み込んだ展示が数多く見られました。
AIが未来の技術というより、すでに現実の製品やサービスの中で活用され始めていることを実感させる内容です。
CES期間中には、ラスベガスの新しいランドマークとして注目される Sphere at The Venetian も見学しました。
巨大な球体スクリーンの中で映画 The Wizard of Oz が上映され、圧倒的な映像空間の中で物語を体験することができます。
こうした空間型の映像体験を見ると、VRやXRなどの技術が、エンターテインメントだけでなく教育やシミュレーションなどさまざまな分野に広がっていく可能性を感じます。
CESは単なる展示会ではなく、世界の技術がどの方向へ進もうとしているのかを、現場で肌で感じることができる貴重な場だと言えるでしょう。

