2026年5月28日(木)~31日(日)愛知・岐阜
エンピツ舎 武井 佳代

2026年5月28日(木)〜31日(日)の4日間、FIA 世界ラリー選手権 フォーラムエイトラリージャパン2026を愛知・岐阜で開催します。
ラリー競技の最高峰であるWRCのシリーズ戦の一つで、全14戦となる2026年シーズンの第7戦として日本で開催します。

フォーラムエイト・ラリージャパン2026は、全20本のスペシャルステージ(SS)で熱戦が繰り広げられます。15か所の観戦エリアに加え、チームの拠点となるサービスパーク(豊田スタジアム)でもパブリックビューイングが用意され、会場で過ごす時間も見どころのひとつ。
今年は開会式を名古屋市内で初開催。5月28日(木)、名古屋市の愛知県体育館敷地で開幕を祝うセレモニーを行い、にぎわいのある中心部で大会の幕が上がります。

新設された「足助ステージ(SS)」を皮切りに、最終ステージとなる「三河湖PS(パワーステージ)」まで、舞台は全10カ所に広がります。新たに豊田市の「藤岡スーパースペシャルステージ(SSS)」が加わるほか、「鞍ケ池公園SD(シェイクダウン)」の走行方向を逆にした「鞍ケ池公園スーパースペシャルステージ(SSS)」など、見慣れた場所も、新しい景色が楽しめそうです。
これまでとは違う季節の景色の中で行われるラリージャパン。サービスパークの周辺には企業ブースが並び、体験型のコンテンツも充実。ラリーは「山の中で速いクルマが走るスポーツ」というイメージが強いかもしれませんが、実は会場で過ごす時間そのものがイベントとして楽しいのも魅力です。観戦が初めての方でも、見て・歩いて・知っていくうちに、いつの間にか応援に夢中になっているはず。
ぜひ会場で“体感するラリー”をお楽しみ下さい。

FORUM8 Rally Japan 2026 競技スケジュール
5月28日(木)|豊田市・名古屋市
鞍ケ池公園SD(豊田市)
オープニングセレモニー(名古屋市)
5月29日(金)|豊田市・設楽町
足助SS1 / SS4(豊田市)
伊勢神トンネルSS2 / SS5(豊田市)
稲武設楽SS3/ SS6(豊田市/設楽町)
5月30日(土)|豊田市・恵那市・中津川市
小原SS7 / SS12(豊田市)
恵那SS8 / SS11(恵那市)
笠置山SS 9 / SS10(恵那市/中津川市)
藤岡SSS 13 / SS14(豊田市)
5月31日(日)|岡崎市・豊田市
額田SS15 / SS19(岡崎市)
鞍ケ池公園SSS 17 / SS18(豊田市)
三河湖SS16 / SS20(豊田市)
セレモニアルフィニッシュ&表彰式(豊田スタジアム/豊田市)

豊田スタジアムのエンタメ企画
ラリー大学
(場所:豊田スタジアム西イベントエリア、コンコース)
昨年好評だった豊田スタジアムを「ラリー大学」と見立てて、来場者=学生としてラリー競技を楽しく学べる体験型イベント
ワールドグルメ
(場所:豊田スタジアム西イベントエリア)
世界の食が楽しめるキッチンカーやフードコートの出店
パートナー及び企業ブース
(場所:豊田スタジアム西イベントエリア、コンコース)
パートナー企業によるブース出展、各種グッズ販売
ステージ企画
(場所:豊田スタジアム西イベントエリア)
パブリックビューイング、ステージイベント
2026 概要発表会
2026年2月16日、名古屋市・ミッドランドホールで「フォーラムエイト・ラリージャパン2026 概要発表会」が開かれ、FIA世界ラリー選手権第7戦日本大会(5月28日~31日)の概要が発表されました。実行委員会会長の太田稔彦・豊田市長、実行委員会副会長の広沢一朗・名古屋市長、同副会長の小坂喬峰・恵那市長が登壇し、今大会のコンセプト「体感するラリー」を紹介。名古屋市内で初めて実施するオープニングセレモニーや、新設コースについても発表されました。さらに、ラリードライバーの大竹直生選手とMCのピエール北川氏がトークセッションを行い、軽快なやり取りで会場を大いに盛り上げました。
観戦に向けた情報もあわせて案内され、チケットの先行抽選販売をはじめ、先着で申し込める宿泊プランの受付、ふるさと納税の返礼品としてチケットを入手できる方法などが示されました。サービスパークが置かれる豊田スタジアムでは、企業ブースや「ラリー大学」、グッズ販売、キッチンカーなど体験型企画も充実。初観戦の方や家族連れも含め、4日間を幅広く楽しめる内容で、今から待ち遠しい大会です。

競技の魅力、地域と一体となった盛り上がり、観戦者の
参加感を通じて、ラリーの理解と共感を広げていきます。
今年もやります!フォーラムエイト ラリージャパン メタバース
2024年にスタートした、WebVRプラットフォーム「メタバニアF8VPS」を活用したラリージャパンのメタバース。会場の熱気やラリーの世界観を、オンライン上でも楽しめるコンテンツとして展開してきました。2025年は、新コンテンツとして「ぬりえメタバース」と「Rally NFTトレンドスポット」が登場。ぬりえメタバースでは、子どもたちのぬり絵作品や、AIで生成した漫画風画像(F8-AI MANGA)をギャラリーに展示しメタバース空間を彩りました。また、Rally NFTトレンドスポットは、スマートフォンの位置情報やマップと連携し、ラリーの現地写真やコース周辺の観光スポットを投稿して楽しむコンテンツ。投稿した写真をNFT化することもでき、思い出を“カタチ”として残す体験も広がりました。


メタバースとNFTを組み合わせた取り組みにより、フォーラムエイト・ラリージャパンの楽しみ方は、現地観戦に加えて「参加してつくる」体験へと広がっています。5月のラリーを、ぜひお楽しみに。

SERVICE PARK / OPENING HOURS
サービスパーク|開場時間
5月28日(木)|開場 11:00 / 閉場 19:00
パブリックビューイング[Fan Zone]シェイクダウン(開場〜)
パブリックビューイング[Fan Zone]オープニングセレモニー(夕方)
Service Park OUT[SOUTH]15:00頃
5月29日(金)|開場 11:00 / 閉場 20:30頃
サービス(車両整備)[SOUTH・EAST]12:30〜14:00頃
サービス(車両整備)[SOUTH・EAST]18:30〜20:00頃
5月30日(土)|開場 10:00 / 閉場 20:30頃
早朝サービス[EAST]6:00〜7:30頃(開場前)
サービス(車両整備)[SOUTH・EAST]18:30〜20:00頃
5月31日(日)|開場 10:00 / 閉場 19:00
早朝サービス[EAST]6:00〜7:30頃
セレモニアルフィニッシュ&表彰式 17:00〜18:30頃
19:00 閉場(大会クローズ)

ラリージャパンのサービスパークを楽しんだら、次は“世界の現場”へ。
FORUM8は、世界屈指のラリー「Secto Rally Finland」のサービスパークにおいて、来場者データを活用した人流デジタルツインシミュレーションプロジェクトを始動しました。運営と安全を、経験だけでなくデータで進化させる新しい取り組みです。詳しくはHOT NEWSへ。
Motorsports Sketch|モータースポーツスケッチ
~ラリーのそばにある風景~
WRCプロモーター
FIA最高ランクの環境認証『三つ星』を取得
WRC(世界ラリー選手権)を運営するWRCプロモーターが、FIA(国際自動車連盟)の環境認証プログラムで最高ランクの「三つ星環境認証」を取得しました。これは、選手権の運営全体で環境マネジメントを体系的に行い、改善を続けていることが認められたものです。2025年12月の更新監査では、明確な環境方針や役割分担、経営陣の関与、目標の設定と定期的な見直しが評価されました。

対象となったのは、ラリーそのものの開催だけでなく、イベント調整、映像制作、関係者の移動や輸送、調達やサプライヤー管理、環境データの計測と報告など、世界を転戦する選手権運営に関わる幅広い活動です。報告書では特に、CO₂排出量の管理や、移動・物流の工夫など「走る以外の部分」まで含めた取り組みが強みとして挙げられています。
WRCでは「Beyond Rally」という枠組みを通じ、主催者やメーカー、関係者が知識を共有しながら、競技をより持続可能にするための改善を進めています。CO₂の可視化や削減計画、認証取得の道筋、現場でのベストプラクティスの共有などをテーマに、スポーツ全体で前進していく姿勢が特徴です。
また、競技面でも環境配慮は進んでおり、WRCで先行導入された100%先進型サステナブル燃料は、現在WRCとERCの登録競技者に義務化されています。迫力ある走りを守りながら、責任ある運営へ。
こうした取り組みは、各ラリーにも広がっています。日本で開催されている「フォーラムエイト・ラリージャパン」は2023年に日本国内のモータースポーツ主催者として初めてFIA三つ星環境認証を取得。2025年大会でもその評価を継続し、地域と連携しながら、持続可能なイベント運営を進めています。
モータースポーツは「環境と相反するもの」ではなく、改善を積み重ね、社会と共存するために進化を続けています。
Source: WRC.com Photo: Red Bull Content Pool / WRC
新ロゴとともに走り出す FORUM8 Rally Japan 2026
今季からラリープレートのデザインが新しくなりました。日の丸を思わせるモチーフと、駆け抜けるクルマのイメージを取り入れた、昨年までのベースデザインを活かしつつ、「FORUM8 RALLYJAPAN」の文字を大きく配置。ひと目で大会名が伝わり、観戦者の記憶にも残りやすい、アイコニックな表情になっています。シンプルで力強く、日本らしさとラリーのスピード感をまっすぐ届けます。

このロゴは、会場で手に取るステッカーやグッズに映えるのもうれしいポイント。選手にサインをもらって思い出として残す楽しみや、お土産にもぴったりで、「これは記念に欲しい」と思わせる存在感があります。会場のポスターやビジュアルにも登場する新しいデザイン。ラリージャパンの新しい顔として、ぜひチェックしてみて下さい。
ラリー三河湾で託児所を開設
子育て世代の参戦をサポート
2026年2月27日(金)から3月1日(日)にかけて愛知県蒲郡市周辺で開催された「JAF全日本ラリー選手権 第1戦 RALLY三河湾2026」において、出場選手及びチーム関係者を対象とした特設託児所が開設されました。ラリー三河湾実行委員会が主体となり、蒲郡市の協力のもと、株式会社ファーストアセントおよびGAZOO Racing(トヨタ自動車株式会社)が連携した取り組みです。
会場は蒲郡市三谷町の三谷公民館2階に設けられ、競技期間の3日間で延べ8名の子どもたちが利用。保育中の子どもたちは終日仲良く遊び、笑顔で過ごし、安心した環境の中で楽しい時間を過ごす様子が見られました。
保護者からは「Webで保育中の様子を見ることができ安心できた」「安心して子どもを預けられるので競技に集中できる」「突発的な依頼にも柔軟に対応してもらえた」といった声が寄せられ、子育て世代のドライバーや関係者が競技に参加しやすい環境づくりとして高く評価されました。
今回の実施を踏まえ、より良い運営に向けた検討が進められています。今年度は全日本ラリーの全大会での実施を視野に入れているほか、現在の「GAZOO Racing×自治体×託児運営×利用者」という枠組みを基盤に、将来的には日本自動車会議所なども関わる形で、モータースポーツ全体へ広げていく可能性も検討されています。
モータースポーツと子育ての両立を支える新しい試みとして、今後の広まりに期待が高まります。
